vol.203 エゴのお話し・その2
餅巾着さんからのお便りの続き
・五感から得られる感覚を受け取るものがエゴ(思い)
・受け取った感覚(思い)の積み重ねもエゴ(記憶)
・記憶の中でしか生きられない人々
・エゴを消すということは記憶を消すこと
・アンビバレンツな要求(古川の苦労)
はい、この暑い中ですね。今日から朝の5時からオープンになりましたね。
早起きしてる人は今ね、朝の5時はね、確かね、明るくなってます。明るくなってるっていうか、もう夜明けしてんじゃないかな、確か。
だから朝日を浴びるっていうことは大事。昨日も一昨日も、今日は7月の22日かな、23かな、なんかその辺だよね。朝日見えましたね。(※23日)
昼間はね、太陽浴びるってもう暑いから嫌なんだけど。あと首が痛くなる。こうやってずっとお祈りしてるんだけど、できないでしょ。ほんと首痛くなるから、痛めるから。朝日だとこう、まっすぐでいいわけですよ。だから朝日を皆さんが直接見るのは、ちらっと見るのは構わないから。
朝日はそのままずっと見てても大丈夫かな?
ダメ。
普通の人はダメです。ということです。でも、チラッと見るのはいいから、見てお祈りするということですね。
前回の続きですね。餅巾着さんが肉体はエゴなのかというところ。
その肉体ってのは、 感覚の元じゃないですか。肉体の例えば、五感。
目とか鼻とか。臭うでしょ。目は見るでしょ、舌は味わうでしょ。で、皮膚は感覚、耳が聞くとか。色々あるじゃないですか。五感?
五感がエゴじゃなくて、五感から得られるその感覚を。
自分だよね。自分っていうのは、アイデンティティ。私というアイデンティティが受け取って。
感じるでしょ。
そうすると甘い、辛い、暑い、寒い、眩しいとか。で、その受け取った感覚で、「眩しい、これは嫌だな」「美味しいもん食べた、これはおいしいな」その思う気持ちがエゴなの。
(※感覚(五感)自体はエゴではない?)
(※アイデンティティ(自己同一性)が感覚を受け取る)
(※受け取った感覚を思う気持ちがエゴ)
で、その思った気持ちが、まあプリミティブなエゴ、原始的なエゴ。それが積み重なってくと、また食べたいなと、美味しいものだったら。
で、美味しくないもの、あるいは、いじめられた。その体が傷つけられた。苦しい思いをした。
で、あれは嫌だなって、あそこには行きたくないって、あいつにはもう会いたくない、あれは思い出したくもないっていう思いがこれもまたエゴ。
で、これは記憶でしょ。記憶はじゃあエゴなの?って。
そうなんですよ。
記憶がエゴなんですよ。
人間は全部記憶です。
記憶以外ないです。
覚醒した人以外は、全部記憶で生きてます。
1秒前も記憶、0.1秒前も記憶、0.00001秒前も記憶。記憶しか我々は感じることができないし、考えることもできない。
ね、面白いでしょ。そんなこと誰も教えてくんないでしょ。
だから記憶がエゴなのよ。で、もっともっと『虚空蔵東京本』とかになるともっと深いこと書いてあるから、 あと4年で出るから。まあ探究の好きな人は楽しみにしてて。なんだっけ。35部品。あれが手に入った方は幸せだよね。 すぐに読めるんだから。
(※感覚から受け取った思いが積み重なったもの→つまり「記憶」がエゴ)
(※感覚からアイデンティティが認識・受け取った・得た思い=プリミティブなエゴ)
(※積み重なったアイデンティティの思い(記憶)=エゴ)
でね、エゴというのはね、肉体感覚が、肉体が得た感覚を、アイデンティティである自分が認識した思い・記憶がエゴなのよ。
だからそのエゴを消すっていうことは、もうはっきり言って記憶を消すってことなの。
ただ、古川がよくボケた、記憶がなくなってきた。俺は本当はボケてんじゃなくて、覚醒間近だから記憶が薄くなってるんだっていう、皆さんからすると言い訳みたいなこと言ってるわけでしょ。ボケじゃないよとか言って、思えるかもしれないけど、ボケもあるんですよ、実は。うん。老化のボケもあるんだけども、大半はそんなあれだよね。 完全覚醒するかどうかはわからないけども、覚醒に向けての記憶の喪失だよね。
だから、記憶をなくすってことは大事なのよ。でもね、記憶をなくさないためのDHAとか、色々あるじゃないですか。今、ほら。なんとかリボ核酸とかなんとか。それは飲めって言われてるんですよ。
(※リボ核酸を摂取すると体内でいったんヌクレオチドに分解されて、DNA・RNAを合成する材料となる。母乳にはウリジル酸などの各種ヌクレオチドとDNA ・RNAが含まれ、乳児の免疫調節や記憶力の向上に役立っていると考えられている)
そうしないとあのね、漫画は描けないし、会社運営もできない。だからね、もう大変、古川くんが。この肉体がね、すごい苦労してます。もうアンビバレンツなその要求があっちこっちから来るから、もうどうしていいか。普通の人、気狂ってるよね。多分ね。
普通に覚醒する人は、山でも行っても、あるいはお寺に行って、どこでもいいんだけど、在家でもいいんだけども、普通に静かにその記憶をなくしていけばいいんだけども、古川くんそうは行かないんですよ。
記憶をなくしちゃったらあんな漫画描けないでしょ、そもそも。うん、あれすごいと思うね。目風が見てもすごいと思うよ、あれは。 うん。まあ全然古川くんは満足してませんけどね。そのうちだんだん、だんだん良くなってくよとは言ってますから、見てやってください。
だから、肉体の思い・感覚を受け取るアイデンティティが積み重ねる記憶。その記憶がもたらす思いがエゴです。そこまではわかった?
はい、じゃあ今日はここまで。
この続きは次回ね。